酸性泉

御やど 清水屋

 

温泉の中で、特にpHが小さい酸性のお湯を持っている温泉を酸性泉と言います。pHが2以下の場合は強酸性泉、2~4の場合は酸性泉と呼ばれる事が多いですね。定義としては、お湯1kg中に水素イオンが1mg以上含まれている場合となっています。

 

この酸性泉は火山噴火口の近くに湧くという、日本ならではの泉質と言われています。こういった温泉があるからこそ、日本は温泉大国と呼ばれるのかもしれません。

 

酸性という特色は、そのままお湯の効能にも現れており、殺菌効果が非常に強く、水虫や湿疹、あるいは皮膚病で悩んでいる人に効果があるとされています。特に、湿疹やアトピーで悩んでいる人は、よくこの酸性泉を利用しているようですね。

 

また、かなり強い酸性のお湯の場合は、古い皮膚をはがすくらいの効果があり、新陳代謝を活性化させる働きもあるようです。

 

その代償として、皮膚の弱い人が入ると、稀に肌が荒れるなどの悪影響を及ぼす事もあるので、事前に注意しておきましょう。

 

登別温泉の旅館の中で、この酸性泉を堪能できる旅館は、『ホテルゆもと登別』、『御やど 清水屋』、『名湯の宿 パークホテル雅亭』などです。

 

登別温泉の多くは、酸性の温泉となっているようなので、湿疹や水虫などで困っている人には向いています。特に、お子さんが湿疹、アトピーで悩んでいる家庭はかなり多いので、こういった所での湯治には大きな期待が寄せられています。

 

もちろん、効果があるかどうかは個人差があるのですが、皮膚病で悩んでいる人は、対策の一つとして考えてみても良いのではないでしょうか。

 

御やど 清水屋